研修医が読むべきおすすめ教科書集
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研修医が絶対に読んでおくべき教科書を紹介していきます。
教科書として買う必要があるものは、「いわゆる教科書じゃなくてマニュアルみたいなもの」がおすすめです。
その理由は、
1.病棟業務が中心になるので携帯性がよくないと読むことができない
2.厚い教科書を通読して勉強するのは効率が悪い
3.調べたいことはネットで調べた方が早い
という3つの理由からです。
教科書を買うよりも患者様から学んでいくことのほうがずっと多いため、それに適した教科書としてはマニュアルが一番なのです。
研修医なら誰でも持っている教科書集
病棟を管理するためには感染症治療などの最低限の内科的な知識は必要です。
ちょうど白衣に入る大きさの内科系マニュアル(聖路加か三井記念病院)と感染症マニュアルは内科・外科・マイナーに関わらずみんな持っている定番の教科書です。あとは手技の教科書を1冊は持っておくべきでしょう。
内科レジデントの定番マニュアル。 診断から治療までなにをしたら良いのかすぐに調べられるようになっています。 病棟で呼ばれたとき、救急外来にいく前にみておくとどのようにしていけばよいのか流れがつかめると思います。 急いでいるときでもすぐに見たい情報が調べられるため、非常に役に立ちます。¥3,570 |
救急外来の患者の疾患として感染症が大部分を占めています。このマニュアルは白衣のポケットにちょうど入り、また個々の感染症に対する、抗菌薬の選択順序を示してあるため非常に使いやすくなっています。 内容としては研修医だけでなく、指導する立場になっても使えるほど濃密です。 もしまだ持っていないのならば絶対に購入すべきです。¥3,990 |
臨床基本手技実戦マニュアルは全てカラーで解説してある良書だったのですが発売をやめてしまっています。 他には、レジデント臨床基本技能イラストレイテッドというイラスト本が比較的よくまとまっています。 急にCVをしなきゃいけなくなったとき、準備時間中に目を通すだけで手技の正確さは変わります。多少サイズは大きいですが、内容は大変充実しており、必読の1冊です。¥4,725 |
聖路加のレジデントマニュアルと同様に、診断から治療までなにをしたら良いのかすぐに調べられるようになっています。こちらのマニュアルの特徴は病状の経過に沿った治療法が書かれていることです。 大きさはポケットにやや引っかかる感じなのですが、好みで聖路加か三井を使う人に分かれるようです。¥3,150 |